卵王子
2007/06/29 Fri. 01:26:15 edit

冴木忍の既刊に「卵王子カイルロッドの苦難」と言うシリーズがあります。
これは、10年ほど前に私が初めて読んだ冴木忍の本でした。
んで。
たまたま見つけたので全部纏め買いしたわけですよ。
それを読んでいたのですが今日読み終わりました。
物凄くよかった……。
ああ、小説でも泣けるんだって思いました。
冴木忍は最近あまり本を出してないので読む機会がぐんと減っているんですけど久しぶりに読んだカイルロッドはよかった。
ほんとに、ほんとにカイルロッドの苦労とか取り巻く環境とか。
読んでいるだけなのに普通に涙を誘ってくるのです。
全9巻なんですが7巻あたりから泣きながら読んでいました。
読んでいるだけで涙が出てきてしまうんです。
可哀想とかかなしいとかそういうのではなく切ない。
涙なくしては読めない本でした。
昔、読んだ時はこんなに泣いた記憶はないんですけどねー。
もともと涙もろいほうなのでドラマとか見てても泣く人です。
白い巨塔見てたときも財前教授が癌で、末期でもう助からなくて。
あの時「無念だ」と言ったときほんとに泣けました。
これも、悲しいとか可哀想と言うのではなく切ないから泣けたんだったと思います。
ほか、小説で泣いたのはゆうきみすずの「すばる」かな。
昴が挫折してバレーをやめてしまい、後悔している時に誰だったか忘れましたが「彼」に叱咤激励され立ち直るんですけどその時は大泣きしました。
いろいろ漫画を読んでいても泣くほうなんで泣いた漫画は沢山あります。
ほんとにちょっとしたことでも泣いちゃうのですよ~
感情としては切ない時に涙が出てくるのかな。
まあ、ともかく!
カイルロッドは涙なくしては読めない本でした。
さて、次は纏め買いしたけど10と11が抜けている「天高く、雲は流れ」を読もうと思います。
これもまた冴木忍なんですけどね。
好き嫌いが激しい作家さんなのでめちゃくちゃお勧め!と言えないのが残念(苦笑。
早く「聖竜伝」の新刊出してくれないかなぁ~


| h o m e |